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消費者課題

研究開発

創薬研究の基本的な考え方

 「医薬品の創製を通じて、世界の人々の健康に貢献します」という企業理念を原点に、アンメット・メディカル・ニーズ(有効な治療法、医薬品がなく、未だに満たされない医療上のニーズ)に応える新薬を継続的に創出するため、「研究開発プロセスの改革」を取り進め、「医療と創薬技術の拡がり」を見据えた創薬研究を行っていきます。具体的には、国内外のアカデミアやベンチャー企業とのオープンイノベーションをより積極的に活用するとともに、三菱ケミカルホールディングス(MCHC)グループ内の協奏を推進することで、疾患治療にとどまらず予防から寛解・根治をめざした「未来の医薬品」をスピード感を持って創製し、健康寿命の延伸に貢献していきます。

難病への取り組み

 当社は、2015年6月に筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)に関する適応追加の承認を取得した「エダラボン(一般名)(日本製品名:「ラジカット」)点滴静注バッグ30mg」について、2015年12月の韓国での承認に続き、2017年5月に米国食品医薬品局(米国FDA)より承認を取得しました(米国製品名:「ラジカヴァ)」)。ALSは、主な症状として筋萎縮と筋力低下が起こる進行性の原因不明の疾患であり、日本では厚生労働省によって指定されている難病です。米国には20,000名程度のALS患者さんがおり、毎年5,000〜6,000名が発病していると言われていますが、ALSの治療薬は、世界で1種類しかなく、新しいタイプのALS治療薬が望まれていました。その様なアンメット・メディカル・ニーズに対し、当社のラジカヴァは病態の進行抑制が期待できる約20年ぶりの新薬としてFDAの承認を受け、ALSの患者さんに新たな治療の選択肢を提供できることとなりました。
 また、2002年にクローン病の治療薬では国内初の生物学的製剤として承認された「レミケード」については、2007年には維持療法での効能・効果の追加承認、2011年には通常用量で効果が減弱した患者さんに対して増量するための用法・用量の変更承認を取得しました。しかし、一部の患者さんにおいて増量しても十分な効果の持続ができず、本剤の更なる用法・用量の変更を求める、強い要望が寄せられていました。このニーズに応えるため、2017年5月に本剤の5mg/kg 4週間隔投与という治療を実施するための用法・用量の一部変更承認を取得しました。
 当社は、今後もアンメット・メディカル・ニーズに応える新薬の創製をめざし研究開発を進めていきます。

オープンイノベーションの推進

 新薬創製をめぐる環境が変化し、創出難度が高くなっています。そのような環境においても、患者さんや医療現場へ価値のある新薬を持続的に創製していくために、当社ではオープンイノベーションを積極的に推進しています。
 アカデミアでの最先端の研究から生まれる革新的なアイデアや創薬シーズをいち早く創薬研究へつなげることに加え、社外のテーマ・技術を導入することを通じて、プロジェクト数の増加と研究開発スピードの向上をめざします。
 また、医療の未来を先見して、創薬ターゲットと適応症を選定するとともに、多様な創薬技術アプローチを活用した医薬品を創製していきます。
 三菱ケミカルホールディングスグループ各社との協奏、投資子会社のMPヘルスケア ベンチャー マネジメント、海外研究拠点のタナベ リサーチ ラボラトリーズ U.S.A.を活用しながら、社外の研究開発アクティビティと自社の創薬コアコンピタンスとを融合させ、「独自の価値」を「一番乗り」で患者さんへお届けしていきます。

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