トップメッセージ

医薬品のその先に。
枠を超え“シンカ”する企業へ。

田辺三菱製薬グループは、2021年4月1日に、これまでの企業理念を変更し、MISSION「病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。」を掲げ、新たな一歩を踏み出しました。当社グループは、2030年にありたい企業像をVISION 30「一人ひとりに最適な医療を届けるヘルスケアカンパニー」とし、MISSIONとVISION 30の実現に向けての歩みを進めていきます。

製薬産業を取り巻く未来環境は、デジタル化による医療の変革がさらに進み、医療技術の進化により治療の選択肢は益々拡がると考えられます。一方で、社会保障と財政バランスの均衡から医療の経済性はこれまで以上に求められます。さらには、ニューノーマル時代における社会システムが構築され、人々の価値観は変化していくと考えられます。これらの変化を考えますと、未来のヘルスケアでは、「医療の現場が病院だけでなく在宅へと拡がり、患者さんとご家族の満足度が重視される中、日々の生活に溶け込んだトータルケアが求められる」と私たちは捉えました。

本日より当社グループは新中期経営計画21-25を開始しました。新中期経営計画では、プレシジョンメディシンに取組み、「適切な医療を、適切なタイミングに、適切な患者さんに届ける」ことを実現させます。さらには、治療薬を起点に、予防から予後にわたりアラウンドピルソリューションを提供することにより、患者さんとご家族のQOL向上に貢献します。そして、新たな顧客接点を確立し、健康医療データの収集と解析を行い、ビジネス機会の拡大に挑戦します。これらを実現させるために、自社の創薬力を基盤に、世界のベストパートナーとのオープンイノベーションをこれまで以上に積極的に推進していきます。また、三菱ケミカルホールディングスのグループ会社としてグループ内連携を大いに活用し、シナジーを創出していきます。

環境が変わり、変革を進める中でも、患者さん、医療関係者の皆さん、さらには、社会の皆さんからの信頼のもとでMISSIONを果たしていくことを深く胸に刻み、当社グループは引き続き、透明性と公正さを基軸とした経営を行っていきます。

私たちは、これまでに培ってきた創薬力をさらに“深化”すると同時に、医薬品産業の枠組みにとらわれない“進化”を遂げ、患者さんやそのご家族に“真価”を届けることをめざします。今後とも、ますますのご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

2021年4月1日
田辺三菱製薬株式会社
代表取締役社長 上野 裕明

上野 裕明
代表取締役社長 上野 裕明