トップメッセージ

医薬品のその先に。
枠を超え“シンカ”する企業へ。

田辺三菱製薬は、2007年の発足以来、「医薬品の創製を通じて、世界の人々の健康に貢献します」という企業理念のもと、事業を展開してきました。当社は国際創薬企業として、社会から信頼される企業をめざし、着実にその実現に向けての歩みを進めています。

少子高齢化などを背景に社会保障費が増大し、国内の医薬品産業を取り巻く環境は大きく変化しています。また、海外に目を転じれば、医薬品の効果と費用のバランスに対する見方は、これまで以上に厳しさを増しております。

科学の進歩により医薬品となり得る分子モダリティは拡がり、これまで治療が難しかった疾患にも治療薬が提供できるようになってきました。一方、これらの技術の進歩は、薬剤費の高額化にもつながり、医療の持続可能性に対する議論が活発化しています。社会から求められるニーズは、医薬品による疾病の治療のみではなく、健康で豊かな生活をいかに長く送ることが出来るか、すなわち「健康寿命の延伸」へと移り、さらにそのニーズは予防から予後まで拡がりつつあります。

当社は中枢神経、免疫炎症、糖尿病・腎、ワクチンを重点領域に据えています。これまで医薬品のなかった希少疾患にも目を向け、イノベーションを創出することで、私たちの経営理念である「世界の人々の健康に貢献」を実現していきたいと考えています。これまでに培った自社の創薬力を基盤に、世界のベストパートナーとの協業を積極的に取り入れ、イノベーション創出にチャレンジしていきます。また、そのために三菱ケミカルホールディングスのグループ会社として、シナジーを創出し、大いに活用していきます。

私たちは、これまでに培ってきた創薬力をさらに“深化”すると同時に、医薬品産業の枠組みにとらわれない“進化”を遂げ、患者さんやそのご家族に“真価”を届けることをめざします。

環境が変わり当社が変革を進める中で、私たちが忘れてならないのは、患者さん、医療関係者の皆さん、さらには、社会の皆さんから信頼され、世界の人々の健康に貢献するという製薬企業としての原点です。それらを深く胸に刻み、当社は引き続き、透明性と公正さを基軸とした経営を行ってまいります。

今後とも、皆様のますますのご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

田辺三菱製薬株式会社
代表取締役社長 上野 裕明

上野 裕明
代表取締役社長 上野 裕明