生薬について



ビャクジュツ画像ビャクジュツ

 白朮はキク科のAtractylodes macrocephala KOLDZ.オオバナオケラの根茎です。
 ニワトリのモモのからあげのような姿をしています。本来、オケラの仲間は白い花が咲き、根茎は独特な精油成分による芳香を持っているのですが、白朮だけは赤い花が咲き、根茎は油分が少なく、ほとんど芳香性がないのです。蒼朮とちがう点です。
 中国の浙江(せっこう)、安徽(あんき)、江蘇(こうそ)省などで広く栽培されている重要な中国生薬の一つです。
 白朮は「補脾燥湿(ほひそうしつ)」の生薬として用いられています。
 脾というのは現代では左の脇腹にある臓器ですが、むかしの中国ではそうではなく、「脾は水穀の精微と水湿の運化を主(つかさど)り、血液を統摂し、四肢、肌肉の栄養活動を主るものである」と理解されていました。また脾は胃との営血化生の源であり、胃の経脈と表裏をなし、口に閑竅しているとも解釈されていました。したがって補脾燥湿(ほひそうしつ)とは脾胃が虚弱なため食欲不振となり胃内停水したり、少食で腹満したり、慢性的な下痢をするものに用いられます。
 薬理学的にも抗ストレス作用を表し、胃潰瘍にもよく効くことが証明されています。その他、血糖降下作用、肝機能改善作用も知られています。

「中国強壮生薬の話」(株式会社 世界保健通信社)より

強壮
作用
循環器系への
作用
筋肉・神経への
作用
その他の
作用
強壮 血行 補血 利尿 強心 鎮痛 消炎 健胃 鎮静
作用 利尿 健胃 鎮静
出典:原色和漢薬図鑑、漢薬の臨床応用、中国強壮生薬の話、日本薬草全書



■「ナンパオ」に配合されている31種生薬

>ロクジョウ >センゾクダン >クコシ >ブクリョウ
>カイバ >ハゲキテン >カンゾウ >ジュクジオウ >コウクジン
>トシシ >インヨウカク >ケイヒ >トウキ >コクロジン
>ホコツシ >センボウ >ホウブシ >アキョウ
>ニクジュヨウ >コロハ >サンシュユ >ゲンジン
>サヨウ >ニンジン >フクボンシ >ボタンピ
>トチュウ >オウギ >バクモンドウ >ゴシツ

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