生薬について



ゲンジン画像ゲンジン

 玄参はゴマノハグサ科の多年草Scropularia ningpoensis HEMSL.の肥大した根を薬用にしたものです。
 玄参という生薬名は、「玄」すなわち「黒い」というところからきています。専門家を「玄人」というごとくです。これは中国で信じられていた玄武という亀と蛇の合体した神にちなんでいます。茎の先端付近や花が黒く、また根の部分を堀りとった時には淡黄白色なのですが、修治加工する過程で中身までまっ黒になってしまうので、玄参と呼ばれるようになったのです。「川続断(センゾクダン)」や「地黄(ジオウ)」と同じような黒色に変化するイリドイド配糖体を含有しております。玄参はハルパコサイドという成分が加水分解されて黒変するのです。
 玄参は滋陰降火の常用薬とされています。『本草綱目』の著者、李時珍は「腎水に傷をうけて、真陰が安定を失い、陽が孤独となって、よりどころなく、発して火病となったものには、水を壮にし火を制するのが法則だから、この場合に玄参を用いる。それは地黄の効果と同じだ」と述べています。すなわち身体がほてり、口が渇き、夜寝苦しいような時の解熱・利尿、のどが腫れて痛むような時の消炎・解毒の効果があるということです。また長期に服用すれば、虚を補い、目を明らかにし、陰を強くし、精を益すといわれています。

「中国強壮生薬の話」(株式会社 世界保健通信社)より

強壮
作用
循環器系への
作用
筋肉・神経への
作用
その他の
作用
強壮 血行 補血 利尿 強心 鎮痛 消炎 健胃 鎮静
作用 強壮 血行 強心 鎮痛 消炎 鎮静
出典:原色和漢薬図鑑、漢薬の臨床応用、中国強壮生薬の話、日本薬草全書



■「ナンパオ」に配合されている31種生薬

>ロクジョウ >センゾクダン >ビャクジュツ >クコシ >ブクリョウ
>カイバ >ハゲキテン >カンゾウ >ジュクジオウ >コウクジン
>トシシ >インヨウカク >ケイヒ >トウキ >コクロジン
>ホコツシ >センボウ >ホウブシ >アキョウ
>ニクジュヨウ >コロハ >サンシュユ
>サヨウ >ニンジン >フクボンシ >ボタンピ
>トチュウ >オウギ >バクモンドウ >ゴシツ

>生薬一覧へ戻る