生薬学校イキイキ生きる



医食同源


「博識をもって鳴らしておるあなたのことだから、きっとアクセスしてくるだろうと思っていたよ。ま、あまり意気込まないで、じっくり見てくれたまえ。」
「そもそも『医食同源』という言葉は“薬と食物は源が同じ”といった意味で、『薬食同源』とも言われておるのじゃ。東洋医学の思想はまさに“食べる”ことから発生した自然医学なのじゃ。即ち『食ハ生命ナリ、食誤ルトキ病発ス。病発シテモ食正シケレバ病治ス。ヨッテ医食同源ナリ』と言っている。そして「薬食一如」「食也医也」「薬ハ小薬、食は大薬」なども同じことで、唐代の『黄帝内経・大素』では「空腹ヲ満ストキハ食ト言イ、病ヲ治ストキハ薬ト言ウ」と記載されている。」
―――これは、生薬も食べ物も大自然の恵みを蓄積したもので、元は共に太陽エネルギーと大地のエネルギーだということを意味するのである。
今でもそうだが、子供の頃、かぜをひいたからといって生姜湯をのまされたり、おなかをこわしてクズ湯で空腹を満たしたこともあったじゃろう。
あれなんかは、生姜もクズも生薬(漢方薬の原材料)でありながら、食べものにも用いられたもので、逆に食品の中で、からだを温めたり、内臓を補うものなどを材料に「薬膳料理」がつくられる。東洋医学ではこの「薬膳料理」も病気の予防(治療)として活用しておるのじゃ。
「かつて、漢方薬は生薬を煎じて飲む場合が多かったが、その煎じ方をみると、ちょうど料理を作るのと同じようなものであったのじゃ。
例えば、かぜ薬の代表のようにいわれている葛根湯。この薬の作り方は、まず、葛根(くずの根)と麻黄を水一升で煮て八合とし、白沫を去り、桂皮(にっけい)、芍薬、甘草、生姜(しょうが)、大棗(なつめ)を入れて三合に煮つめ、かすを去って一合を温かいうちに服用せよ、と。
ちょうど、肉や魚でスープをとって、それから野菜を入れて仕上げるといったかっこうじゃ。」
「それで思い出したが、ワシが香港のご家庭でいただいた薬膳スープは本当に美味しく、又、そこのおばあさんが一家の健康管理として、食事をはじめ、かぜの時はかぜ用のスープ等をつくっている様子に、現代の食医の伝統をみた思いをしたものじゃったよ。さすが医食同源のお国柄だね。」
―――ちなみに、周時代の周礼(職制)では、医師のランクで食医がトップ。ついで疾医(内科)、瘍医(外科)、獣医の順位となっていて、「食」の優位さがうかがわれる。
「あなたの知識欲を満たす程のことでもなかったかもしれないが、東洋医学の思想はわかってもらえたかな?」

どうじゃ、
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