生薬学校人類の叡智・伝統医学を科学する



不老長寿


「不老長寿にアクセスするとは、あなたもなかなかロマンチストじゃのう。」
―――これは、若さと生命の永続を願う中国的表現で、いっさいの権力を握った一国の権力者が歳をとってきて、死にたくない、いつまでも長生きしたいと考えるようになり、部下に命じて“不老長寿”の薬を探させたという話をよくご存知だろう。『史記』には秦の始皇帝が徐福という人物を日本に派遣したという記載があり、日本では唐天竺(中国やインド)に不老長寿の薬があると考えていたようで、お互いにとなりの芝生は青く見えるということである。
「どうじゃ、人間(権力者)というのは愚かなものじゃのう。あなたもそう思わんか?そもそも人が生まれて成長、成熟、老化というコースをたどり死に至るのが真理であるかぎり、不老長寿などは到底、夢物語なのじゃ。ワッハッハ。が、待てよ。『サイレント・ディシーズ(静かな疾患)』と言われる“老化”を少しでもくいとめ、そのことによって長生きすることは可能であるぞ!わかるか!」

「『生薬製剤』があるじゃろう!この薬の原典は皇帝専用薬。まさに現代の“不老長寿”薬と言うと、ちとオーバーかな?」

「オーバーついでに仙人の話を聞かせて下さいよ。」

「増々ロマンの世界じゃが、さわりだけでも話そうか。」

―――中国人は、霊魂の不滅を唱えたキリスト教に対し、この世での生命体の不死を問題とした。従ってそこから俗世を超越した仙人(神仙)の像が抽出され、仙人になるために各種の修行法が案出された。

「どうじゃ、興味深い話じゃろう。どうしたら仙人になれるか?不老長寿の薬はあったのか?まず、仙人になる法から教えよう。少しかたい話じゃが……」

―――1つは、宇宙の究極的実在で、天地万物の根源である永遠の道(タオ)と合一することによって生死の次元を越えようとする宗教的神秘主義的方法。この冥想的方法は宋代以降、禅仏教や全真教などの新道教に受けつがれ、また、道の思想は宋学の形而上学に発展した。

2つ目は人間の肉体を構成する不純で粗雑な「気」を純粋で軽妙な「気」に入れ替える方法。
そして、特に興味深いのは3番目。人間の体を不老不死に変える薬物を使用する方法などがある。この方法は、中国の歴代皇帝に用いられ、唐の太宗、高宗、敬宗、武宗らは金や水銀、砒素などから作った丹薬を用いて中毒死したという。


「しかしじゃ、このことは科学や宗教を発達させ種々の養生法や漢方薬の発想や技術の発展を促したのじゃ。生薬(伝統処方を構成している原料)について書いてある書物『本草書』(現在の植物辞典のようなもの)では、生薬の分類を上薬(上品)、中薬(中品)、下薬(下品)というように分け、この上薬というのが不老長寿の薬にあたるもので、養命(体質を強化して全身状態を良好に保つ)の薬であり、長期に服用すると身が軽くなり、気を益し、不老延年の効があるとされておるのじゃ。ここのところの意味合いが大変重要で、タナベの『生薬製剤』には、31種の生薬のなかに、阿膠(アキョウ)、杜仲(トチュウ)、人参(ニンジン)をはじめ、実に12種類の上薬が配合され、まさに予防医学的な配合がなされているというもんじゃ!」

「――――――」

「どうじゃ、仙人の道は遠いが、不老長寿のほうは『生薬製剤』をのめ!ということじゃ!」
「ではまた現れるかもしれんが、さらばじゃ。」


どうじゃ、
あなたの健康に対する考え方も相当『生薬』に傾いたのではないか?
生薬を31種類配合した『ナンパオ』という薬があるんじゃ。
全国の薬局・薬店であえることを楽しみにしておるぞ。
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