社会 > 地域社会とともに 社会ニーズに応じた活動

次世代育成

当社グループでは、次世代育成の取り組みとして、製薬企業の知見を活かした医薬品に関する講義や総合学習の場として国内外の各事業所で出前授業・企業見学の受け入れを行っています。

出前授業

当社の各事業所では、学生の皆さんに医薬品産業、製薬企業の業務や新薬の研究開発などに関する講義を行う出前授業を実施しています。
2022年度は、土曜学習応援団のサイトを通じ、6校の出前授業を受け入れました。

【生徒さんの声】
  • 製薬会社、製薬産業について知らなかったことをいろいろ学べ、また日本が活躍している産業だとわかり、とても興味が湧きました。
  • 新薬発売までのプロセスを詳しく説明していただき、とても面白かったです。
  • 製薬会社にもさまざまな役割の部署があり、連携して薬がつくられることを知りました。
  • 進路選択の参考になりました。
【従業員講師の声】

医薬品産業の特殊性や、高度に分業しているなかでチームの一員として医薬品をつくり、患者さんに届ける喜び・誇りについてお話をさせていただきました。中学生がどこまで興味を持ってくれるのか、理解してくれるのか不安でしたが、最後まで真剣に話を聞いてくれていたのが印象的でした。生徒の皆さんが自分の将来について考える一つのきっかけになってくれればと思います。

企業見学

当社の各事業所では、地域団体や近隣の学校・修学旅行時の総合学習などを対象に企業見学を受け入れています。当社の事業や製薬企業の業務、従業員のキャリア等を紹介し、対話を通じて、学生の皆さんのキャリア形成の一助としていただくことを目的としています。
2022年度は、感染防止対策を講じたうえで、オンラインによる講義を含め、8校の企業見学を受け入れました。

【先生から頂いたコメント】

製薬についての説明から社会に出て働くことについてまで、本当にいろいろな話をしてくださり、とても充実した時間を過ごさせていただきました。また、生徒の質問にもすべて答えてくださっていてとても驚きました。講義の後、顔を見合わせ驚いたような表情をしている生徒の様子が印象的でした。
大変貴重な経験をさせていただきました。

【生徒さんの声】
  • 飲みやすい工夫がされているなど、医薬品の製造イメージが変わりました。
  • 患者さんが使いやすいようにPTPにミシン目を入れている工夫に感心しました。
  • 崩壊実験で薬の溶けるスピードの違いに驚き、また楽しかったです。
  • 今後の進路選択の参考にしたいと思います。
医薬品の製造体験(職場体験学習)
【生徒さんの声】
  • プログラムにおけるプロセスを通じて、専門的にタスクを実行し、チームとして協力して共通の目標を達成する方法を学び、達成感を得ることができました。
  • 自分の研究分野や将来のキャリアについて理解を深めることができただけでなく、参加者同士の交流や学びを得る良い機会になりました。
  • この経験は、学校で学んだ理論的知識をより具体的に理解できるようになりました。
薬学生の職場体験(台湾田辺)

土曜学習応援団

当社は、2021年度より、文部科学省が推進する「土曜学習応援団」に賛同し、出前授業および当社史料館見学による教育プログラムの提供を開始しました 子どもたちの豊かな学びを支えるための一助として、ご活用ください。

緊急・復興支援

当社グループでは、被災地に寄り添い、国内外における災害時などの緊急支援および復興支援に取り組んでいます。

被災地復興支援販売

毎年、各事業所において「被災地のことを知り、応援すること」を目的に、被災地の特産品の販売会を開催していましたが、近年コロナ禍で販売会が中止となるなか、2022年度は横浜事業所では東北復興支援の一環として、岩手県陸前高田市の「米崎りんご」の申込販売を実施しました。りんごを購入した従業員は「被災地を忘れない」という気持ちとともに、海からの暖かい風と山からの冷たい風を受けて蜜たっぷりに育ったりんごをおいしくいただきました。

岩手県陸前高田市と東日本大震災

2011年3月11日の東日本大震災から11年が過ぎました。当時の岩手県陸前高田市の人口は約24,000人でしたが、壊滅的な津波被害を受け、1,800人近くの方が犠牲になられました。この災害により、地域の課題であった「高齢化」「若者流出」「一次産業の衰退」等は一層顕著になり、20年分の過疎化が進んでしまったともいわれています。そのような陸前高田の土地で、米崎りんごは、農家さんの手により受け継がれ、守られています。

好評の米崎りんご申込販売(横浜事業所)
海をのぞむりんご畑(陸前高田市)

ウクライナへの人道支援

当社は、ウクライナの方々および周辺国への避難を余儀なくされている方々への人道支援を目的に、在日ウクライナ大使館から要請のあった現地ニーズの高い医薬品リストに基づき、2022年7月に当社の医薬品を寄付しました。

三菱ケミカルグループとしては、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)へ100万ユーロ(約1.3億円)を寄付しました。

トルコ・シリア地震への支援

当社は、2023年2月にトルコ・シリアで発生した地震で被災した方々に対する支援を目的として、トルコ政府から要請のあった現地ニーズの高い医薬品リストに基づき、当社の医薬品を寄付しました。また当社のグループ会社であるタナベ ミツビシ ファーマ コリアより、韓国の中小企業協同組合を通じて義援金200万ウォンを寄付しました。

三菱ケミカルグループとしては、被災された方々と被災地支援のため、三菱ケミカルヨーロッパ社を通じ国際連合児童基金UNICEF(ユニセフ)宛に義援金15万ユーロを寄付しました。

インドネシア・ジャワ島西部地震への支援

当社のグループ会社であるミツビシ タナベ ファーマ インドネシアは、2022年11月21日にインドネシアのジャワ島西部で発生した地震において、被災者に対する救援および被災地の復興にお役立ていただくため、関連団体を通じて救援物資(食品、乳幼児用おむつ、ミネラルウォーターなど)を寄付しました。

救援物資を寄付(ミツビシ タナベ ファーマ インドネシア)

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