CEOメッセージ

私たちはMISSIONとVISION 30のもとに、持続可能な社会の実現をめざします。

CEO

私たち田辺三菱製薬グループは2021年4月、これまでの企業理念とめざす姿をMISSIONとVISION 30へと変更し、新たな一歩を踏み出しました。MISSIONとVISION 30は、親会社・三菱ケミカルホールディングスが掲げる持続可能な社会と地球に向けたコンセプト「KAITEKI」と同じ想いのもと、策定しました。
KAITEKIは、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表しています。当社グループは、ヘルスケア分野での貢献を通じてKAITEKI実現を果たしていきます。

田辺三菱製薬グループは、世界で最も歴史ある製薬企業の一つとして300年以上にわたり病に挑み続け、結核にはじまり、高血圧、糖尿病、関節リウマチ、クローン病、さらには、脳梗塞、多発性硬化症、ALSなどの治療に、医薬品の創製を通じて「かつてない治療の選択肢」を数多く届けてきました。

2021年4月、当社グループがこれまで成し遂げてきたこと、そして、これからのヘルスケアを考え、私たちが未来の社会でどうあるべきかを見つめ直し、新たなMISSION「病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。」そして2030年のめざす姿であるVISION 30「一人ひとりに最適な医療を届けるヘルスケアカンパニー」を掲げました。

今、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。デジタル化、オンライン診療、個別化医療などによって、病と向き合う人の希望が、これまでの「薬」だけではない時代がやってきます。それは、私たちにできることが、さらに拡がっていく未来でもあります。私たちはいつも患者さんとご家族の立場に立ち、治療薬に加え、様々なソリューションを届けていきます。

未来社会においてMISSIONとVISION 30を実現させるために、私たちには変わらず大切にしたいこと、そして、新たに挑戦することがあります。大切にしたいことは、世の中になかった「薬」をつくり届けてきた創薬への情熱と努力の積み重ねです。そして挑戦することは、世の中のニーズを捉え、創薬のみならず、治療薬を中核として、予防や未病、さらには予後のケアにおいて、患者さんやご家族のQOLを向上させるヘルスケアソリューションを提供することです。そのために、志を共にする社外のパートナーとの業種を超えた新しい連携にも、挑戦していきます。

当社グループは、本年度より中期経営計画21-25をスタートさせ、「プレシジョンメディシン」と「アラウンドピルソリューション」、そして「健康医療データの収集と解析」の取り組みを開始しました。これらの成長戦略を着実に推進することで、有効な治療法のない疾患と向き合っている方々へ希望ある選択肢を届けていきます。

環境が変わり、変革を進める中で、「誰一人取り残さない」社会をどう実現していくのか。田辺三菱製薬グループは患者さんとご家族、医療関係者の方々、さらには社会の皆さまからの信頼のもと、MISSIONとVISION 30とともに、透明性と公正さを基軸とした経営を行ってまいります。

代表取締役社長 CEO
上野 裕明