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ニュースリリース SGLT2阻害剤「カナグル」について タイにおける輸入販売開始

2025年5月9日

田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:辻村明広、以下「田辺三菱製薬」)は、販売子会社であるミツビシ タナベ ファーマ タイランド(Mitsubishi Tanabe Pharma(Thailand)Co., Ltd.、以下「MTTH」)が、SGLT2阻害剤「カナグル®錠 100㎎、(一般名:カナグリフロジン)」(以下、カナグル)について、4月29日にタイにおいて輸入販売を開始しましたのでお知らせします。

カナグル®は、当社が創製した日本オリジンの薬剤であり、腎臓の尿細管において糖の再吸収に関するトランスポーターであるSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体2)を阻害し、糖の再吸収を抑制、過剰な糖を尿中に排泄することにより血糖降下作用を発揮する薬剤です。
カナグル®は、本剤の導出先企業によって世界80以上の国と地域で承認を受けていますが、当社グループが販売するのは、日本、台湾についで3番目となります。

タイでは近年糖尿病患者が増加傾向にあり、今後もそのトレンドが続くものと推定されています。
MTTHにおいては、インドネシアと並んでアセアン地域で最大級の医薬品市場を有しているタイにおいて、心血管・代謝疾患領域に対する製品を販売してまいりました。これらの製品の販売を通じて構築してきた領域プレゼンスの基盤を活用して、カナグル®の発売を機に、タイの2型糖尿病患者さんの治療に貢献してまいります。

田辺三菱製薬は、これからもより良い薬をいち早く世界の患者さんにお届けするよう企業活動を推進してまいります。

ミツビシ タナベ ファーマ タイランド(Mitsubishi Tanabe Pharma(Thailand)Co., Ltd.)について

ミツビシ タナベ ファーマ タイランドは、田辺三菱製薬の連結子会社として、2016年にタイに設立されました。タイは、インドネシアと並んでアセアン地域で最大級の医薬品市場を有しており、ミツビシ タナベ ファーマ タイランドは、現在、HERBESSER®、TANATRIL®、TENELIA®など数多くの生活習慣病に対する製品に加え、統合失調症・双極性障害・大うつ病性障害の補助療法治療剤REAGILA®を販売しています。さらに、REMLEAS®の販売を通して、中枢神経領域のパイプラインも拡大しています。

お問い合わせ先

田辺三菱製薬株式会社 CEOオフィス PRグループ
TEL:06-6205-5119

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