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ニュースリリース 免疫抑制剤「アザニン®錠50mg」治療抵抗性のリウマチ性疾患に係る効能・効果の追加承認取得に関するお知らせ

2011年6月2日

 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、社長:土屋 裕弘)は、免疫抑制剤「アザニン®錠50mg」(一般名:日本薬局方アザチオプリン錠)について、本年5月20日付で「治療抵抗性の下記リウマチ性疾患:全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽腫症、結節性多発動脈炎、Churg-Strauss症候群、大動脈炎症候群等)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患」の効能・効果の追加に係る承認事項一部変更承認を取得しましたのでお知らせいたします。

 本剤は、これまで「腎移植、肝移植、心移植、肺移植の臓器移植における拒絶反応の抑制」並びに「ステロイド依存性のクローン病の緩解導入及び緩解維持並びにステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持」の効能・効果で、1978年より30年以上の永きにわたり医療現場で使用されてきた薬剤です。

 我が国では、厚生労働省のドラッグ・ラグ解消に向けた取り組みの中で、2010年10月、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、全身性血管炎及び全身性エリテマトーデス(SLE)等に加え、その他の自己免疫疾患についても、医学的に公知であり、これらに係る効能・効果の追加に関して公知申請を行って差し支えないとの事前評価を受けました。この事前評価を受け、当社は2010年11月に公知申請を行い、この度、効能・効果が追加承認されました。

 当社は、今後ともアンメット・メディカル・ニーズを満たす医薬品の研究開発と安定供給に努力し、一人でも多くの患者さんの治療ならびにQOL向上に貢献してまいります。

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