田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

ニュースリリース 医療用医薬品3製品6品目の一部ロットに係る自主回収について

2011年1月26日

 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:土屋 裕弘)は、当社が製造販売しておりますプロスタグランジンE1製剤「リプル注5μg、同10μg(一般名:日局アルプロスタジル)」、合成副腎皮質ホルモン剤「リメタゾン静注2.5mg(一般名:デキサメタゾンパルミチン酸エステル注射液)」、注射用ニューキノロン系抗菌製剤「パズクロス注300、同500(一般名:パズフロキサシンメシル酸塩注射液)、パズクロス皮内反応用セット」の一部ロットについて、本日より自主回収を行うこととしましたので、お知らせいたします。当社としましては、今般の事態を重く受け止めており、患者さん、医療関係者を始めとして多くの皆様方にご迷惑とご心配をおかけすることを、深くお詫び申し上げます。

 自主回収の対象となる製品は、当社が当社連結子会社である田辺三菱製薬工場株式会社(本社:大阪市中央区、社長:田中 崇嗣)に製造を委託し、同社足利工場にて製造が行われておりますが、今般、製品の出荷に関わる一部の試験を実施していないロットがあることが判明いたしました。このため、当社は、試験不実施の疑義が残る当該ロットについて、自主回収することといたしました。なお、当社は、参考保存品を用いて品質試験を行うなど、製品品質に問題がないことを確認しております。また、これまでに本件に起因する健康被害の報告はありません。
 今後は、原因の究明と是正措置を適切に講じるとともに、改めましてグループを挙げて再発防止に向けた取り組みを行ってまいります。

 本件に起因する今後の業績への影響について、今後、開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。

 また、今般の自主回収の対象となる製品は次の通りです。

リリース内容[PDF:111KB]

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