田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

ニュースリリース Hibワクチンのライセンス契約締結について

2012年1月16日

 田辺三菱製薬株式会社(大阪市、社長:土屋 裕弘)は、このたび、Nuron Biotech, Inc.(米国ペンシルベニア)のヘモフィルスインフルエンザ菌b型ワクチン(以下「Hibワクチン」、同社製品名:HibTITER®(ヒブタイター))に関するライセンス契約を締結しましたので、お知らせします。今回の契約により、田辺三菱製薬は、HibTITER®およびHibTITER®を用いた混合ワクチンの日本における独占的開発・販売に関する権利を取得しました。

 ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(以下、Hib )が引き起こす侵襲性疾患には、菌血症、髄膜炎、急性喉頭蓋炎、化膿性関節炎などがあります。特に乳幼児でのHib による髄膜炎は、時には死亡する症例や長期的な後遺症を併発する症例もあるため、ワクチン接種による感染予防が重要視されています。

 HibTITER®は、Hib 成分に抗体の産生を高めるための無毒性変異ジフテリア毒素を結合させた液状ワクチンです。1980年代後半から海外50以上の国と地域で使用された実績があり、Hib感染症の予防に大きく貢献をしてきました。田辺三菱製薬は、日本においても医療現場や被接種者に有効で安全なHibワクチンを早期に提供することをめざし、開発を推進してまいります。

 田辺三菱製薬は、これまで築いてきた販売基盤をもとに、競争力のある新たなワクチン製品・技術の導入や開発にも積極的に取り組み、疾病予防の観点から社会に貢献してまいります。

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