田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

ニュースリリース 長生堂製薬株式会社との資本提携解消について

2012年10月19日

 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:土屋 裕弘、以下、「田辺三菱」)は、2008年5月、長生堂製薬株式会社(本社:徳島市、代表取締役社長:播磨 久明、以下、「長生堂」)との間で締結したジェネリック医薬品事業を中心とした包括的な資本業務提携に関する基本合意書を解約し、田辺三菱が保有する長生堂株式を長生堂の代表取締役社長である播磨氏に譲渡することとしましたのでお知らせいたします。

 田辺三菱は、新薬を中心とする医療用医薬品事業とともに、ジェネリック医薬品事業を医薬品価値の多様化に対応する新たな事業機会として位置づけ、2008年4月、ジェネリック医薬品販売子会社の田辺製薬販売株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:吉本 正紀、以下、「田辺製薬販売」)を発足させました。同年5月には、長生堂との間でジェネリック医薬品事業について資本提携を行うことで基本合意し、ジェネリック医薬品事業における製品ラインナップの充実、営業体制の拡充、多品種少量生産に対応可能な製造基盤の構築を進め、同事業の積極的な推進に努めてまいりました。
 しかしながら、両社においてこれまでの経過を振り返った結果、互いに期待した成果が得られていないとの判断に至り、今般、資本提携解消に合意することとなりました。
 なお、田辺製薬販売が取扱う長生堂製品については、現時点においては田辺製薬販売が医療機関への供給を継続いたします。

 田辺三菱および田辺製薬販売は、今般の資本提携解消により、ジェネリック医薬品事業戦略を早急に見直し、新たな枠組みによる継続的な事業活動の推進に向けて注力してまいります。

<ご参考:長生堂製薬株式会社概要>

1.所在地 徳島県徳島市国府町府中92番地
2.代表者 代表取締役社長 播磨 久明
3.事業内容 医薬品の製造、その他
4.設立年月日 昭和22年12月16日
5.資本金 3億4,020万円
6.発行済株式総数 1,700,000株
7.株主 株式譲渡前 田辺三菱 867,000株(持株比率51%)
播磨 氏 490,000株(持株比率29%)
株式譲渡後 播磨 氏 1,357,000株(持株比率80%)

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