田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

ニュースリリース 中国における新製剤棟 建設に関するお知らせ

2013年8月6日

  田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、社長:土屋 裕弘)は、この度、中国子会社である天津田辺製薬有限公司(本社:天津市)が新製剤棟を建設しますのでお知らせいたします。

 中国の医薬品市場は、経済の発展とともに近年急速に拡大し、世界第3位の市場規模に成長しています。当社は、今後も医療水準の向上とともに高い成長が見込まれる中国市場において、医薬品の需要拡大に対応するための生産能力の増強と新GMPへの対応を目的として、同社敷地内に新たな製剤棟の建設を決定し、本年8月より建設着工いたします。

 当社は、既に天津田辺製薬有限公司と三菱製薬(広州)有限公司(本社:広州市)が医薬品製造販売、三菱製薬研発(北京)有限公司(本社:北京市)が医薬品開発、広東田辺医薬有限公司(本社:広州市)が医薬品販売等、中国での事業活動を行っておりますが、この度の新製剤棟建設により、中国における事業基盤を強化し更なる事業拡大をめざします。

 当社は、「中期経営計画11-15 〜New Value Creation」において、「海外事業拡大への基盤構築」を戦略課題と設定し、特に中国を重点エリアと位置付けて活動を推進しております。当社は、各子会社の事業活動を通じて、中国のみなさんの健康に貢献し続けることで、「国際創薬企業として社会から信頼される企業」の使命を果たしてまいります。

< 新製剤棟の概要 >

所在地 天津市経済技術開発区微電子工業区微三路16号
着工 2013年8月
竣工 2015年3月(予定)
なお、稼働時期は2016年1月を予定しております。
規模 地上2階建(建築面積 約5,800㎡、延床面積 約7,200㎡)
総工費 約19億円(予定)
設計・施工 大連カイザー建設有限公司
外観図
天津田辺

≪天津田辺製薬有限公司の概要≫

社名 天津田辺製薬有限公司(Tianjin Tanabe Seiyaku Co., Ltd.)
代表者 董事長 孫宝衛、総経理 岡田智彦
設立 1993年10月
登録資本 1,623万US$
出資者 田辺三菱製薬75.35%、天津力生製薬 24.65%
事業内容 医薬品の製造販売
売上高 約34億円(2013年3月期)
主な取扱品目 ヘルベッサー、タナトリル、セレキノン、ガストローム、タリオン
生産能力 約2億錠(2013年3月末現在)
従業員数 430名(2013年3月末現在)

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