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ニュースリリース 田辺三菱製薬とファーマフーズ 自己免疫疾患治療をめざした抗体医薬に関する独占的ライセンス契約を締結

2021年1月26日

 田辺三菱製薬株式会社(代表取締役社長:上野裕明、本社:大阪市、以下「田辺三菱製薬」)は、株式会社ファーマフーズ(代表取締役社長:金武祚、本社:京都市、以下「ファーマフーズ」)と、自己免疫疾患を対象として共同研究を進めてきた開発候補抗体の、全世界における開発および商業化に関する独占的ライセンス契約(以下「本契約」)を2021年1月26日に締結しました。

 本契約に基づき、田辺三菱製薬はファーマフーズに対して、契約一時金として3.2億円を支払います。また、今後開発段階に応じた開発マイルストンおよび上市後の全世界における販売額に応じたロイヤリティと販売マイルストンを支払う予定です。

 2018年10月に両社で開始した共同研究において、ファーマフーズ独自の抗体作製技術「ALAgenetechnology(アラジン テクノロジー)1」を用いて作製した、従来技術では抗体作製が困難であった自己免疫疾患の創薬標的分子に対する抗体を、田辺三菱製薬独自の抗体親和性技術を用いることで改良し、各種動物モデルで評価することで、開発候補抗体を取得しました。本結果をもとに、田辺三菱製薬とファーマフーズは、独占的ライセンス契約を締結し、抗体医薬品としての開発段階に進めることを決定しました。

 本契約の締結により、田辺三菱製薬は、開発候補抗体の製造、開発および販売を、全世界で独占的に実施する権利をファーマフーズから取得します。

 経営者コメント
 田辺三菱製薬株式会社 代表取締役社長 上野 裕明
「これまで両社で取り組んできた本抗体の研究成果に、強い自信を持っております。当社の重点疾患領域である免疫炎症領域において、本抗体を重点プロジェクトのひとつとして位置付けており、一刻でも早く本抗体を使った医薬品を開発し、患者様にお届けいたします。」

 株式会社ファーマフーズ 代表取締役社長 金 武祚
「田辺三菱製薬は免疫炎症領域のリーディングカンパニーであり、最善のパートナーと契約締結いたしました。当社は、アラジンテクノロジーを活用し、抗体医薬分野への参入を本格化いたします。今後も更に、当社のDrug Discovery Center(創薬研究所)において、新たな研究を推進してまいります。」

 田辺三菱製薬は、免疫炎症領域を重点疾患領域の一つとして位置づけており、同領域における抗体医薬品売上の国内No.1企業として、自己免疫疾患と闘う患者さんの治療に貢献しています。
 今後も、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な医薬品創製にチャレンジしてまいります。


  • 1 ファーマフーズが構築したニワトリ由来ヒト化抗体作製技術。従来技術では抗体作製が困難な創薬ターゲットに対して、臨床応用可能な特性を有したニワトリ由来ヒト化抗体が作製可能。ファーマフーズは、公立大学法人横浜市立大学 佐藤衛 教授、山田道之 客員教授、公立大学法人名古屋市立大学 金澤智 学内講師と共同で、研究を行ってきた。

田辺三菱製薬株式会社 広報部

(お問合せ先)報道関係者の皆様 TEL:06-6205-5119

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