田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

ニュースリリース 選択的DPP-4阻害剤/SGLT2阻害剤 配合剤「カナリア®配合OD錠」剤形追加申請のお知らせ

2024年2月20日

三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:辻村明広、以下「田辺三菱製薬」)は、本日、選択的DPP-4阻害剤/SGLT2阻害剤 配合剤「カナリア®配合錠」について、口腔内崩壊錠(OD錠)であるカナリア®配合OD錠の剤形追加申請を、厚生労働省に行いました。

「カナリア®配合錠」は、DPP-4阻害薬とSGLT2阻害薬の2成分を含有する配合錠として日本で初めて承認され、2017年9月に2型糖尿病治療剤として発売を開始しました。「カナリア®配合錠」に含まれている選択的DPP-4阻害剤テネリグリプチン(製品名:「テネリア®錠」)とSGLT2阻害剤カナグリフロジン(製品名:「カナグル®錠」)は、いずれも田辺三菱製薬が創製した日本オリジンの2型糖尿病治療薬です。両有効成分を配合した「カナリア®配合錠」は、DPP-4阻害薬による血糖値に応じたインスリン分泌促進作用と、SGLT2阻害薬による尿糖排泄促進作用という、2つの異なる作用機序により、1日1回、1錠で良好な血糖管理が期待できます。また、発売開始以降、「テネリア®錠」と「カナグル®錠」の併用治療を受けている患者さんの利便性向上ならびに「テネリア®錠」または「カナグル®錠」での単剤治療を受けているにもかかわらず、効果が不十分な患者さんへの血糖管理に使用されてきました。

一方、OD錠は、少量の水で容易に崩壊することから、口腔内の唾液等の水分により速やかに溶け、場所にとらわれることなく水なしでも水ありでも服用でき、これまで以上に、継続的な治療が必要な2型糖尿病のある人の利便性の向上と服薬継続が期待されます。

田辺三菱製薬では、「テネリア®錠」について、2021年6月からOD錠を発売しており、「テネリア®OD錠」は、現時点で、国内唯一の選択的DPP-4阻害薬のOD錠です。また、「カナグル®錠」についても、2023年3月にOD錠の剤形追加申請を行いました。

田辺三菱製薬は、今後も2型糖尿病と共に生きる人の治療満足度と利便性の向上のため、希望ある選択肢を提供できるよう努めてまいります。

お問い合わせ先

三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 大阪コーポレートコミュニケーション部
TEL:06-6205-5119

ニュース2024年に戻る

このサイトでは、より良いコンテンツの提供を目的にクッキーを使用しています。サイトの閲覧を続けることでクッキーの使用に同意したことになります。
プライバシーポリシー