田辺三菱製薬のニュースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者等への情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。

ニュースリリース SGLT2阻害剤「カナグルOD錠」剤形追加承認のお知らせ~国内初のSGLT2阻害薬のOD錠~

2024年3月18日

三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:辻村明広、以下「田辺三菱製薬」)は、SGLT2阻害剤「カナグル®錠100mg」(一般名:カナグリフロジン水和物、以下「カナグル®錠」)について、口腔内崩壊錠(OD錠)の剤形追加承認を3月15日に取得しました。

「カナグル®OD錠」は国内で初めて承認されたSGLT2阻害薬のOD錠です。少量の水で容易に崩壊することから、口腔内の唾液等の水分により速やかに溶け、飲みやすくなる剤形です。また、場所にとらわれることなく水なしでも水ありでも服用でき、これまで以上に、継続的な治療が必要な2型糖尿病のある人の利便性の向上と服薬継続が期待されます。

田辺三菱製薬では、選択的DPP-4阻害剤「テネリア®錠」(一般名:テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物)について、2021年6月からOD錠を発売しており、「テネリア®OD錠」は、現時点で、国内唯一の選択的DPP-4阻害薬のOD錠です。また、「テネリア®錠」と「カナグル®錠」が配合された「カナリアⓇ配合錠」についても、2024年2月にOD錠の剤形追加申請を行いました。

田辺三菱製薬は、今後も2型糖尿病と共に生きる人の治療満足度と利便性の向上のため、希望ある選択肢を提供できるよう努めてまいります。


カナグリフロジンについて

カナグリフロジンは、田辺三菱製薬が創製したSGLT2阻害薬であり、糖を尿から排泄させることによる血糖低下作用に加え、腎臓の糸球体内圧を低下させること等により、腎保護作用を示すものと推察されています。国内においては、「カナグル®錠」として、2014年7月に2型糖尿病治療剤として製造販売承認取得し、同年9月に販売を開始しました。また、2022年6月には、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。)の適応を取得しています。


お問い合わせ先

三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 大阪コーポレートコミュニケーション部 TEL:06-6205-5119

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