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Career Talk

一人ひとりに個性があるように、仕事のステップも成長の道筋も十人十色であるべきだと私たちは考えています。
入社年も職種も異なる4人の社員が集い、それぞれのキャリアステップを通じて、
田辺三菱製薬の現在と、そして未来を語り合いました。

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

  • TJT天津田辺製薬
    有限公司
    2011年入社
    国際関係学部卒
  • 育薬本部企画
    2012年入社
    医学系研究科修了
  • 製品戦略部 
    2014年入社
    薬学系研究科修了
  • 育薬本部MSL
    2016年入社
    薬学部卒

TALK 1

現在はどんな仕事を?

育薬本部(MSL)
お久しぶりです!以前、営業本部の同じ営業所でMRとして一緒に仕事をしていましたね。現在は、中国でどのような仕事をしているのでしょうか?
TJT
現在、中国において医薬品の製造販売を行っている海外グループ会社・天津田辺製薬(TJT)に所属しています。TJTでは自社製品の一部を外部委託販売しており、私は外部委託会社との新規アライアンス契約に関する交渉、締結後の販売進捗とサプライチェーン管理、加えて新たな販売形式の開拓に携わっています。
育薬本部(MSL)
私は、育薬本部でMSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)をしています。このMSLの役割は、担当領域の専門家である医療従事者に対し、医薬品や医療分野に関する最新の科学的知識等に基づいた情報発信や情報交換を通じてアンメットメディカルニーズを把握すること。これらの活動をもとに、担当する薬剤に関わる育薬戦略の策定やエビデンスの創出などに取り組んでいます。
他のお二人とは、お話しするのは今日が初めてですよね。
育薬本部(企画)
ええ、そうですね。私は現在、育薬企画部のアラウンドピルイニシアティヴグループにいます。2021年4月に設立されたばかりの新しい部署です。当社が新たに展開するアラウンドピルソリューションの推進を担っており、患者さんのアンメットニーズを治療薬以外の手段で解決するソリューションの開発に取り組んでいます。
製品戦略部
私が現在所属するのは製品戦略部です。研究から開発、製造、販売までバリューチェーン全体を俯瞰して、製品や開発パイプラインに関わる戦略を策定しています。また、全社戦略に基づいた研究開発費の配分やアライアンス方針の策定、市場環境や医療制度などの調査・分析なども行っています。

TALK 2

これまで歩んできたキャリアについて

TJT
私は2011年の入社です。学生時代に中国に留学していたことがあり、世界の国・地域で、医薬品の提供を通じて健康に貢献したいと考え、当社を志望しました。入社後は営業本部でMRとして経験を重ね、入社8年目に社内の人事公募制度「キャリアチャレンジ制度」に応募して海外部門に異動。国内で1年ほどアジア全体の海外関係会社のサポート業務を経験し、2021年に念願の中国駐在となりました。
育薬本部(企画)
私は2012年入社なので、現在ちょうど10年目になりますね。入社後4年間はCRA(臨床開発モニター)として、その後5年間は臨床計画業務で医薬品の開発に携わりました。自分にとって転機となったのは、入社5年目と7年目にとった産休・育休です。しばらく職場から離れて多様な業界・業種の方々と出会ううちに、人々の健康に貢献できる手段は医薬品だけではないことに気づき、今までとは異なることにチャレンジしてみたいという気持ちが強くなりました。復帰後もしばらく臨床計画業務に従事し、2021年に現在の部署に異動するチャンスが巡ってきたのです。
製品戦略部
私は2014年の入社です。創薬本部の研究所で化学系の研究者としてスタートを切りました。そして入社3年目、研究の幅を広げたいと思い、社内の海外留学制度に応募して2年間の米国大学留学の機会を得ました。この留学で実感したのは、当社の研究者たちは海外メガファーマに採用されていくトップレベルにある研究機関のポスドクと比べても引けを取らないということです。そこで、研究の現場力をどこに発揮させるか左右する戦略の仕事に関心を抱くようになりました。そのような想いを上司に伝えていたところ、入社7年目に現在の部署に異動する機会をいただきました。
育薬本部(MSL)
私は2016年入社ですので、今日のメンバーの中では一番の若手になりますね。TJTさんと同じく、入社して最初に配属されたのは営業本部です。私はもともと挑戦心が強い性格で、入社した時からMRばかりでなく、いつかは違う部署の仕事にもチャレンジしてみたいと思っていました。そこで入社2年目くらいから、上司とのキャリア面談で将来キャリアチェンジしたいという希望を伝えていました。けれども、まさか4年目でそれが実現するとは思ってもいなかったので、正直驚きましたね。

TALK 3

キャリアアップのための社内制度

TJT
私の場合、キャリアチャレンジ制度(人事異動の社内公募制度)を利用しましたが、当社ではこのようなキャリア形成をサポートする制度が充実していますね。また、上司や先輩、同僚が積極的に背中を押してくれた事に非常に感謝しています。
製品戦略部
それは研究職でも同じだと思います。また、全社的なキャリアチャレンジ制度に加えて、本部・部署の人材育成策の一環として他部門へのローテーションもおこなわれています。私の場合は上司へキャリアについて相談していたところ、後者で異動の機会を得ました。
育薬本部(企画)
先ほど話に出ていましたが、毎年1回、上司とのキャリア面談があり、気軽に相談することができますよね。この面談は、希望を伝えるばかりでなく、自分なりのキャリアプランを常日頃から意識するよいきっかけになっているように感じます。私も面談の度に上司に希望を伝え、それが会社に伝わった結果が今回の新しいチャレンジにつながったと思っています。
TJT
確かにキャリア面談はとてもよい機会ですよね。ただし、上司に相談するためには、自分のビジョンをしっかり持っていることも大切だと思います。
育薬本部(MSL)
私は、他部門への異動ばかりでなく営業本部内でのキャリアアップなどいくつかの方向性を考えていることも話しました。上司は親身になって対応してくれましたね。当社には、違う部署の業務を体験できる社内インターンシップ制度があり、私も今回の異動の前に1度体験しています。これも上司のアドバイスによるものです。
育薬本部(企画)
そうは言っても、入社4年目で他部門への異動は不安ではありませんでしたか?
育薬本部(MSL)
正直、確かに不安はありましたね。でも、新しい部署でも気さくで温かい先輩が多くてすぐに馴染むことができました。
TJT
その雰囲気はおそらくどの部門でも同じで、当社ならではの社風なのでしょうね。
製品戦略部
そう思います。私も、社内で異動する分にはどこの部門に行っても馴染むことに苦労することはないだろうと安心していました。

TALK 4

この先どのようなキャリアステップを?

育薬本部(企画)
皆さんはこの先、どのようなキャリアステップを歩んでいきたいと思っているのですか?
TJT
これまで通り何事にも主体的に考動し、中国での外部アライアンス販売を軌道に乗せ、TJTの経営に直接的に貢献したいです。また、あらゆるリスクを予測し、対応できる幅広いスキルを身につけたいです。さらにその先は、中国で学んだスキルをより広く深く追求し、当社の経営の根幹を担う戦略部門でチャレンジしたいですね。
育薬本部(MSL)
私もまずはMSLとして自信が持てるように経験を積んでいこうと考えています。現在担当する薬剤が発売されたばかりなので、その臨床研究が一段落つくまでは携わり続けたいですね。将来的には、これまでMR、MSLと上市後のフェーズに携わっているので、その前段階の開発業務などにも興味を感じています。
製品戦略部
私は、あと1年ほど現在の部署に携わった後、研究現場に戻って戦略の実行に貢献したいと思っています。戦略も重要ですが、上手くいくかは実行部門のパフォーマンスにかかっていますので、戦略で培った視点も活かしながら自社研究を盛り上げていきたいですね。長期的には、研究と戦略を行き来しながら、研究のバックグラウンドとビジネス視点を融合して活躍できる仕事に取り組んでいきたいです。
育薬本部(企画)
私はまずは今の新しい部署で臨床開発とは異なる視点を養ったうえで、キャリアの幅を生かせる自分なりのキャリアプランを考えていきたいと考えています。ただ、しばらくは育児との両立が続くので、ライフステージの変化に合わせてワークライフバランスを変えながら働き方を工夫していきたいです。何よりも、いきいきと働いているお母さんの姿をいつまでも子どもたちに見せてあげたいと思っています。

TALK 5

田辺三菱製薬の魅力を語る

TJT
最後に当社の魅力を学生たちに伝えるとすると、どんな言葉が出てきますか?
製品戦略部
私が大きな魅力と感じているのは、社員一人ひとりの成長を親身にサポートしてくれる環境です。私が配属された研究部門では、上司の人事面談に加えて、上席の部長も研究者一人ひとりと面談していました。自分の専門分野を極めていくことはもちろん、その専門知識を軸に幅広い分野に関わるなど、研究者として多様なキャリアパスを歩んでいける環境が整っていると感じています。
育薬本部(企画)
そのような上司や先輩たちのサポートもその場限りといった感じではないのですよね。伴走者というか、仲間として一緒に成長を考えていこうという雰囲気があるところが私はすごく好きです。
育薬本部(MSL)
私のように、若手のうちから思い切ってチャレンジできる環境があるように思います。挑戦心の強い人、こういうことに挑戦したいという目的意識のある人にはやりがいも大きいのではないでしょうか。
TJT
まさに皆さんの意見と同じです。もうひとつ加えるならば、入社してからさらに新たな自分の可能性を発見し、チャレンジしてみたいという気持ちが湧いてくるような社風がありますよね。今日集まったメンバーのキャリアパスを見てもわかるように、当社は一人ひとりさまざまな可能性を追求し、仕事を楽しみながら社会人として人生を豊かにすることができる会社であると感じます。

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