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Job 04

社員紹介

日本で、世界で、当社の医薬品を
一人でも多くの患者さんに届けていきたい。

開発職

2012年入社 電気・情報生命専攻修了

CRAという仕事に大きなやりがいと誇りを感じた。
あの時の気持ちは、今も仕事の原動力になっている。

学生時代は、体内時計と病気の関連についての研究に取り組んでいました。この研究を通じて、病気で困っている患者さんを手助けし、社会への貢献を直に感じられる仕事がしたいという想いが強くなり、製薬会社のCRA(Clinical Research Associate:臨床開発モニター)を志望しました。田辺三菱製薬に入社することになった決め手は人の印象。採用面接会場などで出会った先輩社員の誰もがアットホームな感じで、こんな人たちと一緒に働いてみたいと思ったのです。
入社後は3年半、CRAとしてC型慢性肝炎、加齢黄斑変性、糖尿病の治験に携わりました。CRAの役割は、治験が医療機関において実施計画どおり適切に行われるようにモニタリングすること。医療機関や医師との交渉や治験データの取りまとめなど、治験をスムーズに進行させていくための多様な業務に携わります。製薬会社の開発業務の中でも、医療の現場にもっとも近い仕事ともいえます。
C型慢性肝炎の治験は、今までに何度も治療を行い、それでも完治せずに悩んでいる患者さんを対象としていました。ある時、病院でカルテを見ると、「長年治療を続けてきましたが、やっと肩の荷が降りた気分です」という患者さんの声が記されていました。また、CRC(治験コーディネーター)を通じて、治療に参加いただいた患者さんから、「治験に参加して本当によかった。ぜひ、製薬会社の方にありがとうと伝えてください」というお言葉をいただきました。自分たちの仕事が社会に役立っていることを実感し、大きなやりがいと誇りを感じました。あの時の気持ちは、今も仕事に向き合う原動力となっています。

私が提案した新しい臨床開発計画のもと、
プロジェクトがスムーズに動き始めた。

入社4年目の2015年、臨床計画を担当する部門に異動しました。治験実施計画書(プロトコル)の立案・推進から試験成績の評価、申請資料の作成、承認取得まで、臨床計画のすべてに関わる業務を担当しています。医薬品開発の流れの中でも根幹を担うとても重要な仕事です。
臨床計画の業務は自社内だけで完結するものはなく、多くの協業会社、中には海外の会社と協業する機会もあります。最近担当した治験では、導入元であるアメリカの製薬会社との緻密な連携が求められました。日本が世界初の申請となるプロジェクトであったため、日本との開発経験がない会社を相手に、米国での開発も同時に進むなか、日本の開発のスケジュールを考慮して動いてもらう必要があったのです。しかし、日本の申請にも必要な治験の実施時期について、なかなか両社の合意に至ることができませんでした。日本の置かれている状況や開発計画の全体像がうまく伝わっていなかったことが原因でした。
そこで私は、相手の主張の根幹を理解し、同時に私達が何をしたいかを理解するためにアメリカの会社との会議に積極的に参加し、また、分からないことはプロジェクトメンバーにも教えて頂くことで、両社の置かれている状況を整理しました。そのうえで、両社WIN-WINとなる開発計画を日米の上層部の会議体で提案しました。その結果、両社で新たな意識が共有され、私が提案した開発計画で合意することができました。このような海外会社との協業が必要なプロジェクトは私にとって初めてのチャレンジ。またひとつ大きな経験を得ることができました。

短時間勤務の分、より集中して仕事に取り組むようになり、
ワークライフバランスの面でも充実している。

2020年に産休・育休を取り、1年間職場を離れました。復帰してからは短時間勤務をしています。このようにライフイベントに合わせて休みを取ったり働き方を変えたりすることは、当社ではごく自然なこと。子どもの具合が悪くなり早退しなければならないような場合でも、まわりの人たちが親身になってサポートしてくれます。短時間勤務の分、より集中して仕事に取り組むようになり、オン・オフの切り替えがはっきりしてワークライフバランスの面でも充実した生活を送っています。
私は、幸運なことに、CRAとして治験の第I相から第III相までを経験することができました。また、臨床計画に異動してからも、治験の立ち上げから申請にいたるまでの一連の業務に携わることができています。今後は、今までに培った経験を活かし、自社品を世界に届けるプロジェクトで貢献することにより、日本で、世界で、当社の医薬品を一人でも多くの患者さんに届けていきたいと思っています。

Career step
2012年 臨床開発モニターとしてC型慢性肝炎の治験を担当
2014年 加齢黄斑変性および糖尿病の治験を担当
2015年 臨床計画部門に異動。糖尿病、糖尿病性腎症、腎性貧血、パーキンソン病の計画業務を担当
2020年 1年間にわたり産休・育休を取得
2021年 復帰し、糖尿病性神経障害性疼痛の計画業務に携わる

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

社員紹介 INDEX

  • 01 研究職(探索合成)
  • 02 研究職(薬理)
  • 03 研究職(技術研究)
  • 04 開発職
  • 05 ファーマコビジランス職
  • 06 MR職
  • 07 スタッフ職(海外事業)
  • 08 たなみん

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