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Job 02

社員紹介

一つひとつの試験をやり抜く。
先端領域での日々のチャレンジが新薬の信頼性を支えている。

研究職(創薬研究:薬理)

2004年入社 医療薬学科修了

先端領域の生化学者として中枢神経系疾患の創薬研究に取り組む。

学生時代は薬学部で学びました。病院や薬局での実習で患者さんや医療スタッフの方々と接するうちに、たった一つの薬が世界中のたくさんの人を幸せにする可能性があることに気づきました。それが創薬の研究という仕事を志望するきっかけになりました。田辺三菱製薬を選んだ大きな理由は、入社面接の時などに接した社員の方たちの印象のよさ。人をとても大切にする風土を感じ、ぜひこの会社で働いてみたいと思ったのです。また、女性が活躍できる環境が整っていることも理由の一つでした。
入社以来、主に代謝性疾患や神経疾患領域で、いち早く臨床予測性の高い化合物を見出すためのin vitro(生体外)評価に関わる研究や、基盤研究などに携わってきました。最近はその延長で、神経疾患領域に特化した薬理部門においてプロジェクトの推進に関わっています。
創薬研究は、さまざまな分野の研究者が議論を交わしながらチーム一丸となって進められます。先端領域での研究では当然多くの難題に直面しますが、それを一つずつ解決していくことが新薬創出につながると信じ、日々チャレンジできることがこの仕事の魅力です。また、次のプロジェクトの種を見つけるために、社外の専門家と連携しながら基礎的な研究にも取り組むことが、研究者としてとても刺激的です。
これまでの仕事で心に残っている言葉は、「自分の知らないこと、辛いことから取り組みなさい」という上長からのアドバイス。人はどうしても自分の知っていることを優先しがちで、自分の可能性を狭めてしまうことがあります。そうではなく、常にチャレンジ精神を忘れずに、新しいことに取り組んでいくべきだと伝えられたことが忘れられません。
一人ひとりがその姿勢を大切にし、創薬研究の部署だけでなくすべての部署の社員が同じ目標に向かって突き進むことで、患者さんの笑顔が得られるような新薬創出につながると信じています。

国内外の研究者たちと切磋琢磨しながら研究に取り組む日々は刺激的です。

患者さんから寄せられる製薬会社への信頼は、私たち創薬の研究者が出す試験結果の信頼性のもとに成り立っています。創薬研究では、スピードも大切ですが、この信頼性を確保することがなによりも重要。そのためには、自分自身が研究者として日々成長することはもちろん、さまざまな分野の専門家との議論を通じて多角的な視点から真実を見抜くことも大切となります。また、内容の濃い議論を行うためには、研究者同士で信頼関係を構築することが欠かせません。研究の場以外でもさまざまな話をして、お互いに理解し合えるように努めています。このような信頼関係のもと、一緒になって求められていた結果を成し得た時にはとても大きな充実感が得られます。
さまざまな研究者たちと切磋琢磨しながら研究に取り組む日々は刺激的です。研究の成果を国内外の学会で発表する機会も多く、自分の成果をその分野の第一線の先生に認めてもらったり、共同研究の提案を受けたりすることもあります。世界中の研究者と肩を並べて議論できることは、創薬研究者としてとても貴重な経験。アカデミアの先生との共同研究も進めています。疾患や創薬分子などに関わる情報を交換するなど、常に新しいことを追い求めてチャレンジしています。

いつの日か、自分が携わった新薬を世界中の患者さんのもとに届けたい。

私は、これまで創薬の初期段階でのプロジェクトに関わることが多く、実際に上市された新薬の研究に直接携わった経験はほとんどありません。でも、学会や研究会などに参加していると、「田辺三菱製薬の薬が患者さんの治療に役立っている」という話を直接聞く機会があります。そんな時は、やはり嬉しいですね。
いま、私たちは世界を舞台に、独創的な新薬を見出そうとしています。その研究をさらに前進させていくためには、これまで培ってきた国内外の研究者とのネットワークをベースに、新しい情報をキャッチしたり、今後のトレンドを予測したりすることで、創薬研究の戦略を立てていくことが大切です。最近では、特に、海外の研究機関や企業と関わる機会が増えてきて、研究だけでなく臨床や上市に向けた創薬の進め方に関する議論にまで発展することもあります。いつか、自分が携わった新薬が世界中の患者さんのもとに届けられる日が来ることを夢見ています。研究機関や企業と関わる機会が増えてきました。いつか、自分が携わった新薬が世界中の患者さんのもとに届けられる日が来ることを夢見ています。

Career step
2004年研究職として先端医療や探索部門の基礎研究や薬効評価に携わる
2017年医学博士号取得
現在は、専門性を活かし、神経疾患領域に特化した薬理部門にて、プロジェクト推進に携わる

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

社員紹介 INDEX

  • 01 研究職(探索合成)
  • 02 研究職(薬理)
  • 03 研究職(技術研究)
  • 04 開発職
  • 05 ファーマコビジランス職
  • 06 MR職
  • 07 スタッフ職(海外事業)
  • 08 たなみん

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