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Job 06

社員紹介

個の力を尊重しながらも、
チームとして一緒に成長していく。

MR職

2017年入社 薬学部 薬学科卒

さまざまな人と密接に関わりながら、
健康に貢献していく仕事に大きな魅力を感じた。

学生時代、薬学部で学んでいたこともあって、製薬業界は身近な存在でした。最初は薬剤師を目指していましたが、就職活動を進めているうちにより幅広い仕事を知るようになり、MRに関心を抱きました。MRの仕事を深く知るきっかけとなったのは、大学の授業に当社の社員の方が来てお話しくださったことです。その時、社員の方からMRとしての経験談や、医療現場のニーズを解決しながら医療に貢献するやりがいをお聞きし、「自分もこの仕事がしたい」と強く思いました。医師や医療従事者、患者さんなど多くの方々のニーズを把握しながら人々の健康に貢献できる、そんなスケールの大きなやりがいに魅力を感じたのです。
入社してから半年間、新人MR導入教育研修を受け、自社製品の基礎知識やMRとしての基本を学びました。その後、営業所に配属され、エリア担当として100軒ほどの開業医を受け持ちました。
エリア担当の基本的な活動としては、診療所や薬局などを訪問し、自社製品の紹介や医療に関する情報を提供します。私は当時、1日10軒の訪問を目標にしていました。また、地域の先生方の連携を図ったり医療情報を提供するために、製品説明会や病診連携の会合、講演会などの企画・運営も行っています。MRの仕事では、先生方との信頼関係を築くためのコミュニケーションがなによりも重要になります。私は、先生方とお会いする時には、自社製品の情報ばかりをお伝えするのではなく、雑談などなにげない話題も大切にしました。こうしてお聞きした先生のニーズや診療所の課題に合った情報をタイムリーに、迅速に提供するように心がけました。
地道な活動が少しずつ実を結び、MRとしての1年が過ぎた頃には自信も芽ばえてきました。MRは営業職ですから、自社製品を採用していただくことが大きな喜びです。しかし、それ以上にやりがいを感じるのは、私たちが提案した製品が一人でも多くの患者さんに届くこと。時々先生方から「採用させてもらった薬で症状が緩和されて、患者さんも喜んでいたよ」などと声をかけていただくことがあります。とても嬉しいですし、MRならではの醍醐味を感じます。

上長や先輩たちにサポートしてもらいながら、これまで成し得なかった新薬の採用を実現した。

入社3年目、担当エリアが変わり、大学病院や周辺の基幹病院を担当することになりました。このような大規模病院では診療科目も多岐にわたり、私は内分泌代謝内科をはじめ複数の診療科を任されています。この大学病院は地域医療の中核を担う存在。それだけに自社製品を採用いただくと、周辺の基幹病院、さらには開業医へと波及効果もあり、MRとしてのやりがいも責任も大きいのです。また、アプローチする先生方もより専門性が高く、面会時間も限られるなど、MRとしての高度な知識とスキルが求められる領域でもあります。
当社の糖尿病治療剤の1つに「カナリア」があります。これは異なる2つの作用の成分を併せ持つ配合剤であり、高い評価を獲得しています。しかし、担当するこの大学病院では未だに採用されず、それがMRとしての大きな壁になっていました。
そこで営業所長やチームリーダー、提携する他社のMRと一体となり、新たに収集した情報を分析し綿密な戦略を練りました。キーマンとなる先生方と幾度も面会を重ね、そこで得た情報をもとにきめ細かな提案を行いました。また、薬代の節約、服用する錠剤の削減など、患者さんのQOLにも貢献する配合剤のメリットを訴求。医局の若い先生方からも情報を集め、提案に反映させました。さらに高い評価をいただくことになったのが独自の企画でした。提案を重ねることで掴んだ先生方のニーズに合わせて講演会と学会共催セミナーを企画・開催したのです。どちらも充実した内容で評判もよく、「よいセミナーでした。さすがですね」と声をかけいただくことができました。
このような多様な活動を1年近く積み重ね、ついに配合剤「カナリア」を大学病院で採用いただくことができました。上長や先輩たちにサポートしてもらいながら壁を打ち破ったこの経験は自分にとってかけがえのない財産になりました。また、地域医療の中核となる大学病院での採用は、営業所全体にとって追風にもなり、その意味でも大きなやりがいと達成感を得ることができました。

当社のなによりもの魅力は「人」。
「カッコいいな」と素直に思う社員がたくさんいます。

MRという仕事については、営業職ということもあり、個々の能力や行動が重視されると思う人も多いかもしれません。しかし、当社のMR部門では、個の力を尊重しながらも、チームとして一緒に成長していく姿勢を非常に重視しているように感じます。
その意味でも、当社のなによりもの魅力は「人」にあると思っています。支店や営業所では「カッコいいな」と素直に思う社員がたくさんいますし、どんな時でも親身に相談に乗ってくれる上長や先輩がいます。
教育研修制度が充実していることも大きな特徴でしょう。入社時の新人MR導入教育研修ばかりでなく、配属後も、新人MRフォロー研修、2年次研修など、成長に合わせて定期的に集合研修が用意されています。また、同期の存在もとても大きいです。いつでも、お互いに励まし刺激し合い、一緒に成長していく大切な仲間たちです。
将来的には、MRでの経験を生かして育薬本部などでの業務にもチャレンジしてみたいと思っています。
例えば、医師や医療機関の治験スタッフ、外部委託業者などに治験を実行してもらうために交渉したり、医薬候補品の特徴を的確に把握し、患者さんにお届けする医薬品に仕上げるべく粘り強い実行力でプロジェクトを遂行するなど、MRとは違った視点で医薬品を待ち望んでいる患者さんの治療に貢献できる業務に挑戦したいと考えています。
当社ならではの恵まれたフィールドで自分なりのキャリアステップを歩んでいきたいと思います。

Career step
2017年横浜支店 MR職として開業医担当
2019年横浜支店 大学病院・周辺基幹病院担当

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

社員紹介 INDEX

  • 01 研究職(探索合成)
  • 02 研究職(薬理)
  • 03 研究職(技術研究)
  • 04 開発職
  • 05 ファーマコビジランス職
  • 06 MR職
  • 07 スタッフ職(海外事業)
  • 08 たなみん

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