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Job 07

社員紹介

欧州のビジネス街を
颯爽と風を切って歩く
自分の姿を思い描いている。

スタッフ職(海外事業)

2015年入社 経済学部 経済・経営学科卒

世界の国々で仕事をしてみたい。
そんな夢を子どもの頃からずっと抱いていた。

いつの日か、世界の国々で仕事をしてみたい。漠然とですが、そんな夢を子どもの頃からずっと抱いていました。けれども実力も経験もないのにいきなり海外で活躍するのは無理。そこで就職活動では、まず営業職で自分なりのスキルを身につけ、それをファーストステップに世界へと羽ばたくという道筋を思い描いたのです。そうしてたどり着いた会社が田辺三菱製薬でした。人々の生命に関わる医薬品という自信をもって社会に届けられる製品をつくっていること。まさにグローバル戦略に注力しようというタイミングであり、意欲さえあれば世界に飛び出せるチャンスが多くあること。この2つが私の入社の動機です。
入社してからはMRとして営業の経験を積みました。営業といえば、とにかく話をして自分をアピールするのが一番……。そんな勝手な思い込みもあり、最初の頃は空回りしがちだったと思います。やがて先輩たちのアドバイスもあり、相手の話を丁寧に聞くことの大切さを学びました。この経験は現在の仕事でも大いに役立っています。
もちろん、営業ですから目標となる数字にも自分なりにこだわりました。社内外のさまざまな人たちを巻き込みながらチームで目標を達成していく醍醐味も体験しました。その一方で「世界で活躍する」という夢も片時も忘れることなく、上長をはじめまわりの人たちに機会あるごとにその気持ちを伝えました。そして入社3年目の2017年、海外事業推進部に異動することになったのです。夢に一歩近づいたという喜びもありましたが、果たして自分が通用するのかという不安も大きかったように思います。

グローバルビジネスの洗礼。
覚悟はしていたが、戸惑いの連続だった。

欧州のグループ会社や関連会社が進める事業の管理、それに関わる社内関連部署との調整などを担当していましたが、この部署に異動して3か月目、いきなり大きな壁に直面しました。製品の輸出先である欧州の関連会社との価格交渉を任されたのです。
適正な価格を弾き出すためには、まず輸出に関わる事業スキームを理解しなければなりません。契約にも関わることなので、これまでの契約内容の確認や改訂にあたっての検討も重要となります。知財・契約部やサプライチェーン本部など社内の関連部署とも毎日のようにやりとりしました。
欧州とのメールや電話、契約書など関連する文書はすべて英語。なかでも欧州の担当者との交渉には苦戦しました。主張すべきことは明確に伝えなければならず、日本人同士ならわかり合えるような曖昧な交渉は通用しません。覚悟はしていたつもりですが、ビジネススタイルや文化の違いに戸惑いの連続でした。
まだ業務にも不慣れで何度も落ち込みながらも、上長にもサポートしてもらい、どうにかその仕事をやりきった時には大きな自信を得ましたね。また、社内に自分をサポートしてくれる数多くの人たちが存在することに気づけたのも大きな収穫だったと思います。

前向きな意志と「やりたい!」という意欲があれば、必ず夢が叶う会社だと信じている。

海外事業推進部で経験を積んだら、次はいよいよ海外駐在にチャレンジしてみたいと思っています。もちろん、そこにステップアップするまでには、まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。
私たちスタッフ職が海外のグループ会社で働くとなると、その会社の事業や経営にダイレクトに関わることになります。それらの業務を効率よくスピーディーにこなしていくためには、財務諸表などさまざまな数字から事業の実体を的確にキャッチアップする力が必要。その能力が、今の自分には足りないと痛感しています。また、新製品の展開や現地法人の立ち上げなど、大規模なグローバルプロジェクトもぜひ体験したいと思っています。私の部署には海外駐在を経験した先輩も多く、現地での仕事ぶりを聞いて、自分が世界で働く姿を思い描いたりしています。
私は毎年、1年の始まりに自分のライフプランをじっくり考える時間をつくっています。その1年の目標やずっと先のプランなどをまっさらな気持ちになって考えるのです。そんな時、必ず思い浮かべるイメージがあります。欧州のビジネス街を颯爽と風を切って歩く自分の姿なのです。
夢を叶えるためにはそれなりの覚悟が必要です。目の前の仕事を一つひとつやりとげて前進していかなければなりません。けれども、その前向きな意志と「やりたい!」という意欲のある人であれば、必ずチャレンジさせてくれる会社が田辺三菱製薬だと信じています。

そして、2019年4月より念願が叶い、ドイツでの勤務を経験しました。生活の違いに戸惑いもありましたが、憧れの欧州の街で刺激的な毎日を送ることができました。早期開発品の欧州展開を担当していましたが、一言で欧州といっても数多くの国があるため、制度も文化も異なり、考えられる展開シナリオも多様です。一人ではもちろん進められないので、いかに周りを巻き込み、知識を集約・反映できるのか、とにかく試行錯誤の日々でした。欧州のスタッフだけでなく、日本や他の海外拠点のメンバーにも助けてもらいながらの業務は、大変でありつつもとても充実したものでした。
ドイツ駐在中に、「外(海外)から見た日本」という感覚を体験できたことは、再度日本での業務を行う上でも非常に役立つ、私の強みのひとつになっています。

駐在を終え帰国した現在、医療政策部にて国際渉外業務を担当しています。海外の医療制度・政策動向といった情報収集を始め、日本製薬工業協会(製薬協)内の国際関連活動への参加やステークホルダーへのアプローチなどを通じ、田辺三菱製薬の国際的な業界活動でのプレゼンス向上を目指しています。業務内容は変わりつつ、引き続き田辺三菱製薬のグローバル展開に貢献していけるよう、学ぶ姿勢を忘れずに業務にあたっていくつもりです。

Career step
2015年甲信越支店 新潟営業所配属 MR職として開業医担当
2017年海外事業部門にて欧米事業の推進に携わる
2019年海外事業部門(ドイツ駐在)欧州事業の推進に携わる
2021年医療政策部にて国際渉外業務を担当

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

社員紹介 INDEX

  • 01 研究職(探索合成)
  • 02 研究職(薬理)
  • 03 研究職(技術研究)
  • 04 開発職
  • 05 ファーマコビジランス職
  • 06 MR職
  • 07 スタッフ職(海外事業)
  • 08 たなみん

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