社会 > 地域社会とともに 社会ニーズに応じた活動

次世代育成

当社グループでは、次世代育成の取り組みとして、製薬企業の知見を活かした医薬品に関する講義や総合学習の場として各事業所で出前授業・企業見学の受け入れを行っています。

出前授業

当社の各事業所では、学生の皆さんに医薬品産業、製薬企業の業務や新薬の研究開発などに関する講義を行う出前授業を実施しています。2019年度は5校で出前授業を行いました。

【生徒さんの声】
  • 新薬の開発には膨大な時間と費用がかかることに驚きました。
  • 仕事の楽しさ・やりがい・大変さ・価値等色々なことを学びました。
  • 私も誰かの役に立ちたい、社会貢献がしたいという想いを持ちました。
【生徒さんの声】
  • 「クスリに頼らない社会」「スマホアプリ」「無意識に健康でいられる社会へ」という更なる発展をめざしているというお話に感銘を受けました。
  • 医薬品とは知識・技術・情報・知恵の集積体であり、医薬品は情報産業であるということを初めて知りました。
【従業員講師の声】

OD錠が水で崩壊する様子をデモ実験してみると、生徒の皆さんは興味津々。「口で溶けたら苦くないですか?」などの鋭い質問も飛び交いつつも、和んだ雰囲気の中で真剣に話を聞いていただき、こちらも良い経験になりました。

企業見学

当社の各事業所では、地域団体や近隣の学校・修学旅行時の総合学習などを対象に企業見学を受け入れています。当社の事業や製薬企業の業務、従業員のキャリア等を紹介し、対話を通じて、学生の皆さんのキャリア形成の一助としていただくことを目的としています。2019年度は、小学生から大学院生まで計8校の皆さんに来訪いただきました。

皆さんからは、「自分のキャリア形成に有益で、刺激を受けた」「仕事をするうえで、コミュニケーションとチームワークは大切」「仕事の疑似体験を通じて、楽しさとやりがいを学べた」といった感想をいただきました。

【生徒さんの声】
  • 海外での仕事の様子も知ることができ、貴重な時間でした。
  • 「症例が少ない病気(希少疾患)の患者さんのためにも薬を作っている」という言葉が印象的でした。
  • 私たちの身近にある薬ですが、今まで知らないことがたくさん学べました。
マレーシアからもオンライン講義
【従業員講師の声】

今回は、子供たちに「くすりをつくる」という我々の仕事をわかりやすく伝えるために、料理を例えに説明しました。お別れのあいさつで、「ボクもこの仕事がしたい」「ワタシも田辺三菱で働きたい」等、嬉しいコメントをたくさん聞けたので、少しは伝わったでしょうか。

【生徒の声】講義の後、当社史料館も見学
  • 「自分の夢のために努力する」、この言葉を忘れずに、色々なことに挑戦していきたいです。
  • お話を聞いて、私は将来、人を笑顔にするような、薬を作る仕事がしたいと思いました。
  • 薬を待っている患者さんのために、何年もかけて薬を作っていることを知り、感動しました。

小・中学生向けキャリア教育副教材「おしごと年鑑2020」への協賛

当社は、次世代教育支援の一環として、企業や団体の仕事をテーマにした小・中学生向けのキャリア教育副教材「おしごと年鑑2020」(朝日新聞社発行)に協賛しました。創薬を通じて人々の健康に貢献する製薬会社の仕事として、糖尿病をテーマに病気の説明と治療薬ができる過程について紹介しています。

研究開発の紹介を通じて、「発想力」や「得意」をつくることの大切さをお伝えしています。

糖尿病って、どんな病気?[PDF:893KB]

災害・復興支援

当社グループでは、被災地のニーズに寄り添い、国内外における災害時の緊急支援および復興支援に取り組んでいます。

令和元年台風第19号への支援

当社は2019年に発生した台風第19号による被災者の皆さまの救援ならびに被災地の復興にお役立ていただくため、義援金1,000万円を、日本赤十字社を通じて寄付しました。さらに、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームの復興活動支援としてタブレット端末を寄付しました。
また、従業員が被災地で行うボランティア活動への支援として、ボランティア休暇制度活用の推進やボランティア活動保険費用および交通費の補助金(上限総額2万円)を給付しました。さらに災害ボランティアの参加機会として、ボランティアツアーへの参加者募集も行いました。

当社従業員がボランティアツアーに参加しました。
(福島県いわき市 11月22日~24日、12月13日~15日)

令和元年10月の台風19号により大きな被害が発生した福島県いわき市にて、被災された方への支援を目的とした大阪ボランティア協会主催のボランティアツアーに、当社従業員8人が参加しました。現地では、家屋内の片付けや清掃、家財の運び出しなどの活動を行いました。

【参加者の声】
被災者のお役に立ちたいという想いは、参加者の共通の認識でした。そのため、ツアー参加者の間に特別な一体感が生まれたように気がします。

ボランティア参加メンバー
ボランティア参加メンバー

被災地復興支援販売会の開催

毎年、本社、東京本社、戸田事業所、横浜事業所、加島事業所では、被災地の復興支援の一環として、被災地のことを知り、応援することを目的に物産品の販売会を開催しています。
2019年は、横浜事業所で、西日本で発生した豪雨により被害を受けられた被災地の復興を願い、当社労働組合と協賛で災害復興支援地酒Barを開催しました。岡山、広島、愛媛の被災地近郊の6軒の蔵元から取り寄せた日本酒を従業員に提供販売し、売上金の一部と募金を「日本赤十字社の平成30年7月豪雨災害義援金」に寄付しました。被害が甚大で再建が困難だった状況から立ち上がり、被災後初めて造られた日本酒もあり、蔵元の方からは「復旧を続ける決意をご賞味いただけたら」との言葉をいただきました。
また、各事業拠点においても東北物産の販売会を開催。震災の記憶を風化させないという気持ちのもと、引き続き販売会の開催を通じて被災地を応援していきます。

あっという間に完売。売り上げの一部は義援金として
寄付します。(横浜事業所)
あっという間に完売。売り上げの一部は義援金として 寄付します。(横浜事業所)
事業所閉鎖のため最後の販売会となりました(戸田事業所)
事業所閉鎖のため最後の販売会となりました(戸田事業所)
たなみんがお出迎え(加島事業所)
たなみんがお出迎え(加島事業所)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止に対する支援活動

当社は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する支援活動として、事業を展開する感染拡大地域に対して、さまざまな取り組みを行っています。以下、一部ご紹介します。

  • 当社、天津田辺製薬有限公司、田辺三菱製薬研発(北京)有限公司は、中国における新型コロナウイルス対策への支援として、義援金100 万元(日本円で約1,600 万円)を、中国赤十字基金会を通じて寄付しました。さらに、従業員から寄付を募り、会社と労働組合が同額を寄付するマッチングギフトを実施し、総額250万円を公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを通じて寄付しました。
  • 本社を構える大阪府が感染拡大に備えて医療用品の確保を進めていることを受け、備蓄のなかから防護マスクN95を2,000枚寄付したほか、行政や各種団体にも防護マスクN95やサージカルマスク等を寄付しました。

    大阪府にマスクを提供
    大阪府にマスクを提供
    大阪府にマスクを提供
    事業所のある吉富町にマスクを提供(福岡県)
    事業所のある吉富町にマスクを提供(福岡県)
  • 田辺三菱製薬工場(小野田工場)は、微酸性電解水を原薬棟で自製して消毒作業に活用しています。工場のある山陽小野田市からの要請に基づき、地域の皆さまの消毒・清掃用としてお使いいただくため、微酸性電解水(約1,000L×8回)を山陽小野田市役所に提供しました。(7月末までに)

    山陽小野田市役所へ提供(小野田工場)
    山陽小野田市役所へ提供(小野田工場)
  • 小野田工場では、新型肺炎の影響により血液が大変不足している中、少しでもお役立ちしたいとの想いで、献血を実施しました。参加者は、マスク着用と消毒を徹底し、献血車内では密にならないよう待機時間を調整するなど対策を強化。当日は、例年の約2倍にあたる46名の従業員が献血に協力しました。

    献血を実施 (小野田工場)
  • 一人ひとりの感染拡大防止への取り組み 田辺三菱製薬のシンボルマークである「手のひら」を活かし、「いま、あなたの手にできること」と題して、わかりやすく、また親しみやすく手洗いを呼びかける感染症予防広告を展開しています。会社ホームページに掲載している手のイラストは、ご家庭の洗面所などに掲示いただけるデザインになっています。第一線で感染症の治療にあたる医療関係者の皆さまへの敬意と支持、および私たち製薬会社の社会的使命を伝えるとともに、ご家庭での感染症予防を呼びかけます。

  • 海外の子会社においても、各国のニーズに応じて、寄付金や防護服、マスクの提供、ボランティアなどを行っています。

    医療機関へマスク等を寄贈(インドネシア)
    医療機関へマスク等を寄贈(ミツビシ タナベ ファーマ インドネシア)