環境 水資源への取り組み

気候変動による水不足や洪水リスクの高まりなどが社会問題となっており、当社グループとしても良質な水の確保は医薬品の研究や製造にとって大変重要です。
当社グループでは、環境中期行動計画21-25において水使用量の削減を目標として掲げ、事業活動での水使用量と排水量を管理し、節水を行うことで水使用量の削減を進め、限りある水資源を有効に活用しています。

水使用量の削減目標(グローバル)

水使用量を2019年度比で2025年までに15%削減

2024年度のグローバルにおける総水使用量は3,319千m3で、2019年度実績値から45%減少し、目標を大きく上回りました。日々の節水活動の推進に加え、場内再生水の循環利用、水使用量の見直しにより水使用量を削減しました。また、グローバルにおける総排水量は3,176千m3で、主な放流先は河川です。

水使用量(グローバル)

排水量(グローバル)

水リスク評価

近年、気候変動の影響により水資源の枯渇や洪水・高潮などのリスクが増加しています。当社グループでは、世界資源研究所(WRI:World Resources Institute)の水リスク評価ツールであるAqueductを用いて、国内外の生産・研究拠点を対象とした水リスクの評価を実施しています。また、環境監査とあわせて各拠点へのヒアリングを行い、リスクの確認を行っています。リスク評価の結果、海外生産拠点(インドネシア)が⾼リスク判定となりましたが、現地の状況を確認しながら、必要な対策を適宜講じていきます。

事業所 水ストレス評価 将来の水ストレスの変化
横浜事業所 Medium - High (20-40%) 2080年まで大きな
変化なし
湘南事業所 Medium - High (20-40%)
小野田事業所/小野田工場 Low - Medium (10-20%)
吉富工場 Low - Medium (10-20%)
郷南工場(韓国) Medium - High (20-40%)
新竹工場(台湾) Low - Medium (10-20%)
バンドン工場(インドネシア) High (40-80%)

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