
マネジメント コンプライアンス
コンプライアンス推進体制
当社グループでは、グループコンプライアンス推進規則を定め、コンプライアンス推進委員会を中心とした推進体制を構築しています。各本部、グループ会社にコンプライアンス推進責任者を任命し、迅速に情報が共有されるための報告体制の整備、教育などの諸施策を実施しています。北米、欧州、中国、韓国、台湾、アセアン、イスラエルに所在する海外拠点では、グループ共通のコンプライアンス・プログラムに沿って、文化、法令、商習慣など、各国の価値観を考慮しつつ、コンプライアンスを推進しています。
また、日本および海外各地域において、それぞれのコンプライアンス推進担当部署または社外の弁護士・専門機関を窓口とする内部通報制度を管理・運用しています。
企業行動憲章確認の日
当社グループでは、メドウェイ・品質管理問題(薬事法違反およびGMP省令違反)の反省から、不正行為を二度と繰り返さないための取り組みとして、年に1度「企業行動憲章確認の日」を設定し、すべての従業員が行動の原点である企業行動憲章に立ち返る日と位置付けています。
2024年度も、国内の全職場で毎年開催しているコンプライアンス・ミーティングを実施しました。コンプライアンス・ミーティングはディスカッションを中心とし、コンプライアンス・ガイドブックの読み合わせ、企業行動憲章およびコンプライアンス・ガイドブック等に則って行動することの宣誓と署名を行いました。海外グループ会社においては、国内同様の内容に、現地独自の内容を組み込み、工夫して開催しました。
ハラスメントへの対応
当社グループでは、互いの人権を尊重し、安全で快適な職場環境づくりをめざし、2018年に発刊した「ハラスメント防止ガイドブック」を2023年1月に改訂。2023年12月に「LGBTQ+ 理解のためのガイドブック」も策定し、従業員への周知を行っています。
社内取り組みとして、全従業員を対象として、2023年度は「セクシュアルハラスメント、アルコールハラスメント防止研修」、2024年度は「パワーハラスメント防止研修」を実施し、ハラスメントをなくし、働きやすい職場の実現をめざしています。
お客さまの個人情報保護
お客さまの大切な個人情報については、「プライバシーポリシー:個人情報保護方針」を策定・公表し、個人情報を適切・安全に取り扱うという基本方針のもと、適正な手段による個人情報の収集および利用目的達成に必要な範囲における個人情報の利用を行っています。その他、個人情報の管理にあたっては、以下のような取り組みを行っています。
- (1)個人情報保護に関する規則の制定・改訂・実施
- (2)個人情報漏えい防止に関するマニュアルの作成・改訂・実施
- (3)個人情報を取り扱う部門管理者および担当者の設置をはじめとする個人情報保護管理体制の構築
- (4)従業員への周知および委託先の管理・監督
- (5)会社が保有するIT機器(パソコン・携帯電話など)の厳重なデータ暗号化、および各種セキュリティの実施